ChatGPTは、人間のテキストを学習し、それに基づいて新しいテキストを生成する人工知能モデルです。対話型でチャット形式でやり取りが出来て、さらには数値の分析も出来るということで、以下、ChatGPTとの対話形式で進めて行きたいと思います。
A:はい、MT5のEAのバックテスト結果を分析することができます。EAのパフォーマンスを分析するには、以下のような情報が必要になります。
- バックテスト期間: EAのバックテストを実行した期間について知る必要があります。バックテスト期間は、EAのパフォーマンスに大きな影響を与えるため、重要な情報です。
- 取引品目: EAが取引する品目について知る必要があります。取引品目は、EAの取引スタイルや戦略に大きな影響を与えるため、重要な情報です。
- 取引ロットサイズ: EAが取引するときに使用するロットサイズについて知る必要があります。ロットサイズは、取引結果に直接影響するため、重要な情報です。
- 取引回数: EAが取引した回数について知る必要があります。取引回数は、EAのトレード頻度やリターンの安定性に影響を与えるため、重要な情報です。
- 取引結果: バックテストで得られた取引結果について、損益曲線、勝率、リターン、リスク指標などを分析することが必要です。これらの指標は、EAのパフォーマンスを評価するために重要な情報です。
以上の情報が揃えば、EAのパフォーマンスを分析することができます。ただし、バックテストは過去のデータに基づくシミュレーションであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。したがって、EAを実際の取引に使用する前に、十分な検証とリスク管理を行うことが重要です。
では今回は、ChatGPTにEAのパフォーマンスを評価してもらうことにしましょう。
評価してもらうEAについて
今回評価してもらうのは、当サイトで提供しているEAのうち、
NNM – ナンピンマーチンEA(Normal-Nanpin-Martin)
という通常のナンピンマーチンタイプのEAです。
バックテスト結果
デフォルト設定におけるバックテスト結果です。期間は2022/11/1〜2023/1/31の3ヶ月間です。
ChatGPTに分析をお願いしてみる
以下、ChatGPTとのやり取りを中心にしばらくお送りします。
パフォーマンス評価 – 概要 –
以下は、MT5のEAのバックテスト結果です。このEAのパフォーマンスを評価して下さい。 取引対象はGOLDで、バックテスト期間は2022年11月1日から2023年1月31日です。通貨: JPY 初期証拠金: 3 000 000 レバレッジ: 1:1000結果
ヒストリー品質: 100% リアルティックバー: 86375 ティック: 8451974 銘柄: 1
総損益: 627 206 残高絶対ドローダウン: 0 証拠金絶対ドローダウン: 395 757
総利益: 1 586 369 残高最大ドローダウン: 112 697 (3%)
証拠金最大ドローダウン: 630 499 (19%)
総損失: -959 163 残高相対ドローダウン: 3% (112 697)
証拠金相対ドローダウン: 19% (630 499)
プロフィットファクター: 1.65 期待利得: 180.70
証拠金維持率: 1619.20% リカバリファクター: 0.99 シャープレシオ: 2.54
Z-Score: 2.22 (97.36%) AHPR: 1.0001 (0.01%) LR Correlation: 1.00
OnTester 結果: 0
GHPR: 1.0001 (0.01%) LR Standard Error: 12 345
取引数: 3471
ショート (勝率 %): 1733 (68.38%)
ロング (勝率 %): 1738 (74.57%)
約定数: 6942
勝ちトレード (勝率 %): 2481 (71.48%)
負けトレード (負率 %): 990 (28.52%)
最大 勝ちトレード: 137 946 最大 負けトレード: -40 320
平均 勝ちトレード: 639 平均 負けトレード: -969
最大 連勝数 (金額): 26 (4 295) 最大 連敗数 (金額): 7 (-27 756)
最大 連勝利益額 (数): 141 522 (7) 最大 連敗損失額 (数): -104 001 (6)
平均 連勝数: 3 平均 連敗数: 1
このEAのバックテスト結果を見る限り、非常に優れたパフォーマンスを発揮していると言えます。総利益が1,586,369JPYに対し、総損失が-959,163JPYであり、プロフィットファクターは1.65と高い値を示しています。また、リアルティック品質でのバックテストを行っていることから、より正確な結果が得られていると言えます。取引数は3471であり、そのうちロングとショートの勝率はそれぞれ74.57%と68.38%となっており、勝率が高いことが分かります。また、取引量に対する残高絶対ドローダウンが0であることから、リスク管理にも優れていると言えます。一方、証拠金相対ドローダウンが19%とやや高めであることから、リスクがあることも確認されています。また、最大負けトレードが-40,320JPYと比較的大きく、損失が膨らむ可能性もあることにも注意が必要です。総合的に見ると、このEAは高い勝率とプロフィットファクター、低い残高絶対ドローダウンを示しており、優れたパフォーマンスを発揮していると言えます。しかし、リスクにも注意する必要があるため、慎重に運用することが重要です。
パフォーマンス評価 – 詳細 –
A:はい、承知しました。以下に各項目の分析を行います。
- 総損益: 627,206JPY バックテスト期間において、このEAは627,206JPYの利益を上げました。取引回数は3471回であり、勝率は約70%です。これは非常に高い勝率であり、安定的な利益を期待できます。
- 残高絶対ドローダウン: 0JPY 残高絶対ドローダウンは0JPYであり、取引量に対して非常に低いリスクを示しています。つまり、最大の損失額が0JPYであることから、取引回数に制限がなく、大きな損失をする可能性が少ないと言えます。
- 証拠金絶対ドローダウン: 395,757JPY 証拠金絶対ドローダウンは395,757JPYであり、取引量に対してやや高めのリスクを示しています。一方で、取引量が増えるにつれてリスクも増える傾向があるため、比較的安定したリスク水準であると言えます。
- プロフィットファクター: 1.65 プロフィットファクターは1.65であり、利益が損失よりも1.65倍多いことを示します。この数字が1を超えていると、利益が損失よりも多いと言えます。プロフィットファクターが高いほど、リスク管理が優れていると言えます。
- 期待利得: 180.70JPY 期待利得は1回あたり180.70JPYであり、1回のトレードにおいて平均的に得られる利益を示します。この数字が高いほど、1回のトレードで得られる利益が大きいと言えます。
- 証拠金維持率: 1619.20% 証拠金維持率は1619.20%であり、証拠金に対して保有しているポジションの価値がいかに高いかを示します。証拠金維持率が高いほど、リスクが低く設定されていると言えます。
- リカバリファクター: 0.99 リカバリファクターは0.99であり、損失回復力を示します。リカバリファクターが1未満であると、損失回復力が低いことを示します。
各項目を丁寧に説明してくれています。これは数値の見方がよくわからない初心者の方とかには大変有用だと思います。
パフォーマンス評価 – より詳細 –
A:
リカバリーファクターは0.99であり、これは取引での損失を回収するために必要な勝率が約50.25%であることを示しています。つまり、取引での勝率が50.25%以上であれば、損失を回収できる可能性があります。
シャープレシオは2.54で、この値が高いほど、リスクを取って得られるリターンが高いことを示します。このEAは、リスクを取って得られるリターンが高い傾向にあることを示しています。
Zスコアは2.22で、これは正規分布で表された場合に、試行回数に対して95%の確率でこの結果が得られることを意味します。つまり、このEAは統計的に有意なパフォーマンスを示していることがわかります。
取引数は3471であり、そのうち68.38%がショート、74.57%がロングです。勝率はショートが71.48%、ロングが74.57%となっており、ロングの方が勝率が高い傾向にあります。
最大勝ちトレードは137,946で、最大負けトレードは-40,320です。平均勝ちトレードは639で、平均負けトレードは-969となっており、勝ちトレードの方が負けトレードよりも利益が大きいことがわかります。
最大連勝数は26で、最大連敗数は7です。最大連勝利益額は141,522で、最大連敗損失額は-104,001です。平均連勝数は3で、平均連敗数は1です。
各項目の数値の捉え方を丁寧に解説してくれている感じですね。
EAのロジックを推測してもらってみる
A:バックテスト結果だけからロジックを正確に推測することはできませんが、いくつかの特徴を分析することで推測することは可能です。
このEAはGOLDを対象としており、取引回数は3471回、勝率は約70%です。ショートとロングの取引が均等に分散している点も特徴的です。また、プロフィットファクターが1.65と高く、シャープレシオも2.54と高いため、リスク・リターンのバランスが取れていると考えられます。
しかしながら、取引回数が少なく、バックテスト期間も短いため、このEAのロジックがどのようなものなのか正確に推測することは困難です。
やはり、バックテスト結果からだけでは難しいですよね。
ナンピンタイプかどうか聞いてみる
A:バックテスト結果からはナンピンタイプかどうかを正確に判断することはできませんが、証拠金最大ドローダウンが19%と比較的高いことから、一定のリスクマネジメントが行われていると考えられます。
ナンピンタイプのEAでは、証拠金最大ドローダウンが非常に高い傾向があります。このEAがナンピンタイプである可能性は低いと思われますが、100%確証を持って判断することはできません。
ChatGPTさんも、ナンピンタイプかどうかの判断に、証拠金最大DDを基準に見るのですね。ただ、ナンピンタイプのEA(ただし稼働時間制限型)なので残念ながら間違っています。
EAのタイプを伝えてあげる
まとめ
いかがでしたでしょうか。EAのバックテスト結果をただそのままコピペして質問を投げるだけでも、ある程度言語化してサマリーしてくれるので、そのあたりは大変使い勝手が良いと思います。
もう少し具体的な取引履歴を投げて分析してもらうというのもあるのかなと考えていますが、ひとまず今回の検証はこの辺りで。
最後に、こんな質問をしてみました。
A:
このEAのバックテスト結果からは、一定の利益を上げることができるトレードシステムであることが示されています。しかし、リスクマネジメントについては改善の余地があると考えられます。証拠金最大ドローダウンが19%と高い値であるため、投資家が許容できるリスクに応じた適切なロットサイズを設定する必要があります。また、バックテスト期間が短く、将来の相場環境に対して十分な検証が行われていないため、過去のパフォーマンスが将来にわたって継続される保証はありません。
総合的には、このEAは一定の利益を上げる可能性があるが、投資家が自己責任でリスクを管理し、将来の相場環境に対して慎重に検証を行う必要があると考えられます。
ありがとうございました。また他のEAを評価してもらってみようかなと思います。
EAのダウンロード
今回ご紹介したEAは以下からダウンロード可能です。よろしければお試しください。
BingAIでMT5用EAを作成してみた
BingAIというチャット型AIもご紹介しています。