GPT-EAマニュアル

GPT-EAマニュアル 「7. MT5にGPT-EAをセットし運用開始する」

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GPT-EAをVPS(Windows)で運用するための手順マニュアルです。
可能な限り最低のコストで最低限のGPT-EA運用を前提としています。

この記事は、「7. MT5にGPT-EAをセットし運用開始する」です。

事前準備を終えて、MT5にGPT-EAをセットして運用を開始します。MT5の画面や出力ファイル、損益結果を確認しながら適切に動作しているかチェックを行います。

    手順に沿って進めることで、最低限のコストでGPT-EAの運用を開始できます。
    初心者向けに手順ごとに丁寧に解説していますので、ぜひお試しください。
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    GPT-EAのパラメータ設定から起動まで

    今回は、XMでGOLD#の取引を行う想定で進めます。また、GPT-EAマニュアル1~6まで手順通りに事前準備を行なった前提で話を進めますので、確認しておいてください。

    チャートにEAをセット

    GOLD#のチャートを表示している状態で、エキスパートアドバイザ内の「GPT-EA_note.ex5」または「GPT-EA_demo.ex5」を、ダブルクリックします。

    “仕様”タブ

    以下のような画面が立ち上がりますので、「仕様」タブで「DLLの使用を許可する」にチェックを入れます。

    上記のようにShell32.dllのみが表示されていない場合は、一度MT5を閉じて開き直してみてください。

    “共有”タブ

    また、共有タブで「アルゴリズム取引を許可」にチェックを入れます。

    “インプット”タブ

    あとはインプットの設定ですが、ここの”ユーザー名”に”Administrator”と入力します。

    その他の設定は、デモ口座で試してみる程度であればひとまずデフォルトのままで問題ないです。

    許容スプレッド(point)は、XMのKIWAMI極口座のGOLD#のスプレッドが通常時は0.20前後ですので、20に設定しています。

    EAを稼働(自動売買を開始)

    MT5のチャートの上の方にある「アルゴリズム取引」というボタンをクリックすると、稼働開始します。以下のように、「アルゴリズム取引」のボタンのところが緑色の▷になっていることを確認してください。

    稼働停止中(自動売買オフ)

    稼働中(自動売買オン)

    このEAは、インプットの「起動時の注文」を1に設定すると、起動時(EAセット時)にバッチファイル(get_gpt_reply.bat)が実行されて、Pythonスクリプト(get_gpt_reply.py)も実行されます。つまり、実際にOpenAI APIにアクセスすることになるので料金が発生します。稼働する際は十分ご注意ください。

    GPT-EAの動作確認

    チャート画面

    “エキスパート”タブ

    ”取引”タブ

    「MQL5 -> Files」フォルダ

    このGPT-EAは、EAをセットしてDLLの使用やアルゴリズム取引を許可していて、ユーザー名、ターミナルID、APIキーを正しく入力している状態であれば、4時間ごと(より厳密には、4時間足が更新されるごと)にコマンドプロンプトが立ち上がって、「MQL5 -> Files」フォルダのターゲット価格(target_prices.txt)が更新されます。

    もしコマンドプロンプトが上手く立ち上がらない場合は、改めてEAをセットし直してみてください。

    それでも上手くいかない場合は、「get_gpt_reply.bat」の3行目に”pause”と入力して保存した後、「get_gpt_reply.bat」をダブルクリックしてみてください。上記のPython環境のテストにおいて、「test.bat」に入れている”pause”と同じです。
    問題がある場合は何かしらのエラーメッセージが表示されますので、その状況に応じて対応する必要があります。

    ダミーファイルの設定

    確認のために何度か起動し直したりすると、Pythonスクリプト(get_gpt_reply.py)が正常に稼働している状態であればAPI料金が発生します。何度も起動し直したりする場合は十分ご注意ください。

    Pythonスクリプト(get_gpt_reply.by)中身を以下の記載にして保存しておけば、APIにアクセスせずに稼働確認を行うことができます。

    # ユーザー名の設定
    user_name = '[ユーザー名]'
    
    # ユーザーパス
    user_path = f'C:\\Users\\{user_name}'
    
    # ターミナルIDの設定
    terminal_ID = '[ターミナルID]'
    
    # ターミナルパスの設定
    terminal_path = f'{user_path}\\AppData\\Roaming\\MetaQuotes\\Terminal\\{terminal_ID}\\MQL5\\Files'
    
    # 処理完了フラグファイルの作成
    with open(f'{terminal_path}\\process_done.txt', 'w') as file:
        file.write('')
    この場合は、target_prices.txtが更新されませんので、手動でtarget_prices.txtの数値を修正するなどしてEAの稼働確認を行うことが可能です。

    GPT-EA(無料版)について

    GPT-EA(無料版)は、「GPT-EA_demo.ex5」にデモ口座でしか稼働しない制限が入っています。
    デモ口座でお試しいただく目的でご使用ください。
    なお、「get_gpt_reply.bat」と「get_gpt_reply.py」についてはnote版と無料版で共通です。

    認証コードについて

    GPT-EA(無料版)「GPT-EA_demo.ex5」のインプットには、以下のように認証コードというインプットが追加されています。

    これは、デモ口座では認証コード0のままでも自由にお使いいただけますが、リアル口座で使用するには認証コードが正しくないとエラーになります。必要に応じて、以下から認証コードを取得してご利用ください。

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