可能な限り最低のコストで最低限のGPT-EA運用を前提としています。
GPT-EAマニュアル
この記事は、「7. MT5にGPT-EAをセットし運用開始する」です。
事前準備を終えて、MT5にGPT-EAをセットして運用を開始します。MT5の画面や出力ファイル、損益結果を確認しながら適切に動作しているかチェックを行います。
GPT-EAのパラメータ設定から起動まで
今回は、XMでGOLD#の取引を行う想定で進めます。また、GPT-EAマニュアル1~6まで手順通りに事前準備を行なった前提で話を進めますので、確認しておいてください。
チャートにEAをセット
GOLD#のチャートを表示している状態で、エキスパートアドバイザ内の「GPT-EA_note.ex5」または「GPT-EA_demo.ex5」を、ダブルクリックします。
“仕様”タブ
以下のような画面が立ち上がりますので、「仕様」タブで「DLLの使用を許可する」にチェックを入れます。
“共有”タブ
また、共有タブで「アルゴリズム取引を許可」にチェックを入れます。
“インプット”タブ
あとはインプットの設定ですが、ここの”ユーザー名”に”Administrator”と入力します。
その他の設定は、デモ口座で試してみる程度であればひとまずデフォルトのままで問題ないです。
EAを稼働(自動売買を開始)
MT5のチャートの上の方にある「アルゴリズム取引」というボタンをクリックすると、稼働開始します。以下のように、「アルゴリズム取引」のボタンのところが緑色の▷になっていることを確認してください。
稼働停止中(自動売買オフ)
稼働中(自動売買オン)
GPT-EAの動作確認
チャート画面
“エキスパート”タブ
”取引”タブ
「MQL5 -> Files」フォルダ
このGPT-EAは、EAをセットしてDLLの使用やアルゴリズム取引を許可していて、ユーザー名、ターミナルID、APIキーを正しく入力している状態であれば、4時間ごと(より厳密には、4時間足が更新されるごと)にコマンドプロンプトが立ち上がって、「MQL5 -> Files」フォルダのターゲット価格(target_prices.txt)が更新されます。
もしコマンドプロンプトが上手く立ち上がらない場合は、改めてEAをセットし直してみてください。
ダミーファイルの設定
Pythonスクリプト(get_gpt_reply.by)中身を以下の記載にして保存しておけば、APIにアクセスせずに稼働確認を行うことができます。
# ユーザー名の設定
user_name = '[ユーザー名]'
# ユーザーパス
user_path = f'C:\\Users\\{user_name}'
# ターミナルIDの設定
terminal_ID = '[ターミナルID]'
# ターミナルパスの設定
terminal_path = f'{user_path}\\AppData\\Roaming\\MetaQuotes\\Terminal\\{terminal_ID}\\MQL5\\Files'
# 処理完了フラグファイルの作成
with open(f'{terminal_path}\\process_done.txt', 'w') as file:
file.write('')
GPT-EA(無料版)について
GPT-EA(無料版)は、「GPT-EA_demo.ex5」にデモ口座でしか稼働しない制限が入っています。
デモ口座でお試しいただく目的でご使用ください。
なお、「get_gpt_reply.bat」と「get_gpt_reply.py」についてはnote版と無料版で共通です。
認証コードについて
GPT-EA(無料版)「GPT-EA_demo.ex5」のインプットには、以下のように認証コードというインプットが追加されています。
これは、デモ口座では認証コード0のままでも自由にお使いいただけますが、リアル口座で使用するには認証コードが正しくないとエラーになります。必要に応じて、以下から認証コードを取得してご利用ください。