GPT-EAをVPS(Windows)で運用するための手順マニュアルです。
可能な限り最低のコストで最低限のGPT-EA運用を前提としています。
この記事は、「5. OpenAIからAPIキーを発行する」です。
GPT-EAはOpenAIのAPIを利用して売買判断を行います。そのため、APIキーを発行する必要があります。APIのコストは1回あたり0.01ドル未満で、通常運用であればアクセス頻度はそこまで高くないので、少ないコストで運用可能です。
手順に沿って進めることで、最低限のコストでGPT-EAの運用を開始できます。
初心者向けに手順ごとに丁寧に解説していますので、ぜひお試しください。
OpenAIのAPIキーの発行
GPT-EAを実際に稼働させるためには、OpenAIのAPIキーが必要です。
以下の手順に従って、APIキーを取得してください。
OpenAIのAPIページにログイン

アカウントを作成してからログインしてください。ChatGPTのアカウントがある場合は、同じアカウントでログインが可能です。
設定画面(Settings)
ログイン後、画面右上の歯車アイコン(Settings)をクリックしてください。

残高のチャージ(Billing)
Settingsの左のメニューから「Billing」を選択します。

「Add to credit balance」から、残高をチャージしておく必要があります。
「Payment method」にクレジットカード情報を登録して、支払いを行います。
チャージが完了したら、以下のように「Credit balance」にいくらか残高があることを確認します。

ChatGPTの有料プランを利用している場合でも、API利用のためのコストは別でチャージしておく必要があります。GPT-EAは、5$でもそれなりの期間運用可能です。
プロジェクトの作成(Projects)
Settingsの左のメニューから「Projects」を選択します。

「+ Create」をクリックしてプロジェクトを作成します。
名前は何でも良いのですが、「GPT-EA project」としておきます。

APIキーの発行(API keys)
Settingsの左のメニューから「API keys」を選択します。

「 + Create new secret key」から、APIキーを発行します。
今回は以下の画面のように設定して、「Create secret key」をクリックします。

以下のような画面になるので、ここでAPIキーをコピーしてどこかに保存しておきます。

ここに書いてある英語の説明を翻訳すると以下の通りです。
シークレットキーは二度と見ることができませんので、安全な場所に保存してください。あなたのAPIキーを持っている人は、あなたの代わりにリクエストを行うことができますので、安全に保管してください。万が一紛失した場合は、新たに生成する必要があります。
つまり、この画面を閉じると二度とコピーすることはできません。もしコピーしそびれた場合は、新たにAPIキーを発行し直しましょう。