GPT-EAをVPS(Windows)で運用するための手順マニュアルです。
可能な限り最低のコストで最低限のGPT-EA運用を前提としています。
この記事は、「1.VPSを用意する」です。
GPT-EAの運用にはVPSが必須です。24時間365日自動稼働させる環境を整える必要がありますが、できるだけ低コストで最低限のスペックのVPSを利用します。
また、2週間の無料お試し期間を活用して、EAの稼働確認を行うことも可能です。
手順に沿って進めることで、最低限のコストでGPT-EAの運用を開始できます。
初心者向けに手順ごとに丁寧に解説していますので、ぜひお試しください。
さくらのVPS for Windows Server
ここでは、以下の理由から、さくらのVPS for Windows Serverを選択することにします。
- GPT-EAを動かすに最低限のスペックの低価格プランが存在する。
- 2週間の無料お試しプランが存在する。
まずは、以下のリンクから申し込みページに進んでください。

申し込み方法

このfor Windows Serverの中で、最も価格が安い「W1G」というプランの毎月払い(月額1,320円)を申し込む前提で進めます。

お申し込みをクリックして、以下の選択に進みます。
OSの選択
特にこだわりがなければ新しい方を選んでおきましょう。「Windows Server 2025 Datacenter Edition」を選択します。

サーバーのプランを選択
「毎月払い」の「W1Gプラン(月額1,320円)」を選択します。リージョンはどちらでも良いですが、ここでは「大阪第3」にします。

サーバーにソフトウェアを追加
今回はMT5でEAを稼働させるための最低限の環境を整えることを目的にしているので、これらは追加不要です。チェックせずに進みます。

ライセンスの種類・個数を選択
こちらも不要です。0個のまま進みます。

パスワードの設定
こちらはお好みの方法で設定しましょう。

サーバーの名前の設定
こちらもお好みの方法で自由に設定しましょう。以下のデフォルト名で進めます。

初回請求金額
以下の通り、初回に月額利用料金を2カ月分支払う必要があるので、初回の最低支払金額は2,640円になります。ただし、後ほどご紹介するように2週間の無料お試し期間が存在します。

会員認証
既にさくらインターネットの会員の方はログイン、そうでない方は新規会員登録に進みます。

会員登録
メールアドレスを入力して、”同意して認証コードを送信”まで進みます。

認証コードの入力
メールアドレスに届いた認証コードを入力して、会員情報の入力へ進みます。

会員情報の入力
以下の会員情報を入力します。

会員メニューパスワードの設定
会員メニューへログインするためのパスワードを設定します。

電話認証
以下の通り、電話認証を行います。

支払い方法と確認

2週間お試し
支払い方法にクレジットカードを選択すると、以下のように2週間お試しが選択可能になります。”利用する”を選択しましょう。

クーポン
もし何かクーポンをお持ちであれば入力します。ここでは特に入力せずに進みます。

ライセンスの種類・個数の確認
全て不要なので、ゼロになっていることを確認します。

請求額の確認
月額1,320円の2ヶ月分が初回請求額なので、2,640円になっていることを確認します。

管理ユーザー設定の確認
ここで設定されている”Administrator”とパスワードは後ほど使います。

申し込み完了
支払いが完了すると、以下のような画面が出て、申し込み完了です。



サーバー一覧
そのまますぐにサーバー一覧へ進む、以下のように”契約中のサーバーがありません”と表示されるかもしれません。その場合はもう少し待ちます。

仮登録完了
少し待つと、「[さくらのVPS] 仮登録完了のお知らせ」という件名のメールが届きます。


ここで改めて、サーバー一覧で確認すると、以下のように1台追加されていることが確認できます。


お試し期間中のため、回線帯域が制限されている旨の表示が確認できます。
プランもW1Gになっていることを確認します。

電源操作
続いて、サーバーの電源を入れます。
以下の”電源操作”から、起動するをクリックします。

以下のように”稼働中”となれば、VPSコントロールにおける作業は完了です。

リモートデスクトップ
稼働中になったVPSは、リモートデスクトップを利用して操作する必要があります。リモートデスクトップの接続方法については、さくらのVPSの公式マニュアルがわかりやすいので参考にしてください。
リモートデスクトップ接続後
リモートデスクトップでさくらのVPSに接続すると、まずは以下のような画面になりました。

同意で進むと次の画面が表示されました。


これらは使用しませんので閉じてしまってかまいません。
デスクトップからMicrosoft Edgeを開きます。

以下の選択は、「ユーザーデータを使用せずに開始」でも問題ありません。
